「生命の逆襲」福岡伸一朝日新聞出版)
生物学の考察からすると、アダムからイブが作られたのではなく、雌ありてのち雄が分化したようだ。雌雄同体から男女が役割分担して個別化して行ったのだろう。男らしさとか女らしさなんて、今どきどれほどの意味があるのだろうか。
健康の常識として、世に評価されている科学的根拠も、危ういものばかりかもしれない。信じるに足るものなど、どれ程あろうか。