「選択の科学」シーナ・アイエンガー文藝春秋
動物園の動物には選択権がないので、かえって不幸そう。アングロ系とアジア系との相違は、個人主義集団主義による。「からの自由」と「する自由」。多すぎる選択肢に迷い、結局は誘導された選択を選ぶことになったりする。新たな選択が過去の思いさえもねじ曲げてしまう。流行は作られる。Ex.コカ・コーラの戦略。影響されない選択はあり得るのか。問題の先送り。悲しい選択は後に尾を引く。選択と偶然と運命。それでも意味ある選択。選択の権利は必要だけれど、自由すぎるのもかえって困ってしまうのです。