慎独

凄くない

新聞に出たから凄いんじゃない。会長に会ったから凄いんじゃない。そこからどう変わったかが大切なのではないか。

憂い

海辺に住めば津波におののき、山に住めば土砂崩れを心配し、川沿いにいれば川の決壊に怯え、どこでもなければ地震に嘆き、人の世に住めば噂悪口に怒る。とかくこの世はどこでも安まるところなし。

虚しい

言葉が虚しい。饒舌が疎ましい。孤独が楽しい。静寂が心地よい。

夜が明けたら

夜が明けたら、風呂に入ろう。夜が明けたら、朝食を摂ろう。夜が明けたら、出かけよう。夜が明けたら、本を読もう。夜が明けたら、あれもしよう、これもしよう。

じゃまくさい

個人情報だとか電子マネーだとか、便利になったはずなのに余分な持ちものが増えすぎてじゃまくさい。

快適さは

お金を出せば快適な生活が得られるというのなら、不便なままでいいでしょう。何か他の方法で工夫できるものでしたら、心からの快適が得られるのかもしれません。

エロこそが美

人は何に対して好ましさを美しさを感じるのだろうか。健康的な美が理想的だとは思うのだが、実はエロチックこそがいやらしさこそが美の根源なのかもしれない。

生きづらさ

身近な生きづらさに悩まされないために、ナショナリズム・民族愛・国家愛ではなく人類史・地球史・宇宙史を学ぶが良い。

新鮮なものを

新鮮なものを食べたい。温かいものを食べたい。どこの国で採れたのかわからないものを食べさせられている。何が入っているのかわからない。素材の味がわからなくなっていたりする。非常食のような味気ないものばかりでは食欲が湧かない。

才能なくても

空腹まで待とう。欲望に振り回されまい。体調のためにも。 文才なく、画才なく、音感なく、弁才もない。でも生きてこれた。無いことを悔いるより、出来ることを楽しもうと思う。

為すべきことを

今日のパンを買う。今日の仕事を為す。今日の意義を問う。今日の涙を流す。今日の感謝を忘れない。

人としての幸せ

宗教で言うところの人間として生まれて幸せなのだとは本当なのだろうか。長生きの価値もそこから見出せるとしても。苦しいことも楽しいこともある人生だが、今度生まれる時には考えることのない虫けらでもいいような気がしてならない。

待ち時間に

待ち時間に本を読む。運転しながら音楽を聞く。だから、家ではひたすら眠っていたいだけなのです。贅沢でしょうか。

生理現象

トイレに行くのは生理現象、鼻水出るのも生理現象、性欲あるのも生理現象。笑わないでもらいたい。男はいくら年をとっても、枯れても、いつまでも助平なのです。

万能なんて

万能なんてものはない。どこかで折り合いをつけなくちゃあね。信じすぎてはいけない。裏切られたと後悔するのはよそう。

あんな人に

あんな人にはなりたくないと思わせられることはよくあるが、あんな人になりたいと思えることはめったにない。

全くの自然

人工を嫌い、この方が自然に見えますよって、既に自然でないってことですよね。何も手を加えないままで、人が生きてゆける訳がない。現代人が、全くの自然の中では生きられない。

ボロは着てても

学生が制服を着る。成人男性がスーツを着る。そんな窮屈な当たり前を着たくはない。もっと自由に、もっと素直に。似合っていないとか、センスないなどと批評されたくない。ボロは着てても心は錦…じゃないけど。

待ち時間

移動でかかる時間は苦でないが、ただ呆然と立ちつくすだけの待ち時間は苛立つ。同じ経過時間なのに、この感覚の違いは何なんだろう。そう言えば、異性を待つ時間もまた別の趣きがあるな。

目を肥やし

目が肥える、耳が肥える、舌が肥える、鼻がきく。ウンチクはなくとも、楽しめれば良いじゃないか。研究発表する訳じゃなし。

管理するされる

管理されるのは何となくイヤだけど、管理するのも面倒になってきた。いっそ管理される方に身を委ねた方が楽かもしれない。自主性はどこに行ってしまうのだろう。もう日和ってしまうのか。

この性根は今も昔も

また、言葉が虚しくなってきた。話すことも聞くことも煩わしいばかり。身体は満身創痍だし、心はズタズタだし。この性根は今も昔も変われないのか。

みんな貧しい

使わない物を買う贅沢。要らない物を持つ贅沢。カフェで珈琲を飲む贅沢。見返りのない贈り物をする贅沢。暑い時期に涼しい所に居る贅沢。飢えていないのに食べ過ぎる贅沢。みんな心は貧しいのに。

男の逞しさとは

女が感じると言う、男のそれは逞しさなのか、猛々しさなのか、幼さなのか。 まさか優しさでもあるまいに。多分本能の歪んだ幻想なのだろう。

どんな風に聴く

整った合唱より、鼻歌の方が好ましい。狭苦しい椅子に縛りつけられて聴くのではなく、柔らかなソファーのようなところで聴いていたい。何を聴くかより、どんな風にして聴くかの方が重要なこともあるのではないか。

鑑賞者で

創作者にはなれないが、鑑賞者でいたい。創造力には乏しいが、想像する感性は持っていたい。滋味を感じ風雅を感じていたい。

言葉が見つからない

語るを得ず。伝える言葉が思い浮かばない。何を言っても虚しい。

覚悟して

すっかり目が見えなくなってきた。この世界をいつまでまともに見ていられることだろう。 これが最後かといつも覚悟して旅に出ている。

愛だとか幸せだとか、そんな実態のない虚しいものに、人間はなぜ重きを置くのだろう。裏切られただの騙されただのと、期待する方が間違っている。

泣く、笑う、怒る。感情をあらわにして良いと言ってくれ。